病気(2)
病気の種類は、大別すると三通りあります。その一つは純然たる肉体的な消耗によるもの。その二は憑依現象。その三は守護霊による作用。一は、精神が先走り(頑張りすぎる)肉体がついていけない場合。二は病気の大半を占め、地獄霊、動物霊の憑依。この場合は自意識過剰な自己保存が主たる理由であり、反省し、正しい想念行為に改めない限り、病気の状態は変わりません。守護霊による作用は、本人の自覚が先決です。いずれにせよ病気は,想念と行為にその原因がみられるものです。
憑依(ひょうい)について、もう少し突っ込んで説明をしてみましょう。人の意識が、動物霊、地獄霊等に憑依されると、人の悪口を言って威張り、一人よがり、無口、多弁,ウソつき,深酒、などの現象が顕著になってきます。そして、これが進行すると、病気や災難、家庭不和、事業の生き詰まりにもつながってきます。病気の70%は、憑依によるものです。交差点で止まっているとき後ろからぶつけられる、歩道を歩いていて後ろから自動車にハネられる、頭上から鉄材が降ってきて思わぬ怪我をすることなども、同じように、憑依による現象です。憑依がさらに進行すると、精神分裂になります。気違いです。こうなると、透明人間の声が聞こえてきたりして、自分の意識が他界者に完全に支配され、眠りが浅くなり、就眠することができなくなってしまいます。ノイローゼのほとんどは憑依によるものです。
人間は心と肉体から成り立っています。憑依とはあの世の低段階の地獄霊、動物霊が、鉄が磁石にくっ付くように、人の心に憑くことをいいます。なぜ憑くかというと、もともとその本人の、物の見方、考え方が非常に偏っており、欲望や執着が強いために、これと同じような心を持っている動物霊や地獄霊が、寄ってくるのです。類は友を呼ぶ、ということわざの通りです。憑依は四六時中続いているかというと、通常は、憑いたり、離れたり、心が偏った想念に支配されると憑依し、そうでないときは離れます。飲酒すると人が変わるが、素面(しらふ)のときは真面目人間というのがよくあります。最初は不眠、頭痛から始まる人が多いいようです。しかし憑依の時間が長くなるにしたがって、その性格が変わってゆき、病気がちになってきます。精神病は、その憑依時間が、長時間になるために起こるものです。