症状別説明

むち打ち症

 むち打ち症は頚椎捻挫とか外傷性頚部症候群などともいわれています。

 自動車の追突事故に遭うなど、頚部に過度な外圧が加わることで発症します。

 症状は、頚の痛みや腕から手にかけてのしびれで、時にはめまいや吐き気をもよおすこともあります。

 臨床的にはスパーリングテストやジャクソンテストと言った、頚椎から出る神経の根っこを刺激することで、痛みを誘発する検査で陽性を示します。

 教科書的には「2週間程度で症状は軽減または消失する」となっていますが、そんなに生やさしいものではないというのが、私の印象です。

 自動車事故の場合、被害者という意識が病状を長引かせているという説明をされることもありますが、まるで患者が大げさに症状を訴えているような誤解を生じかねるような記述も見られます。

 そのため、「保険金の増額をもくろんでいる」とか、まるで事故の被害者になったのをいいことに、少しでも金をせしめようとしているかのような、理不尽な扱いを受け、ますます精神的にも苦痛を味わいます。

 しかし、「お金はどうでもいいから元の生活を返してほしい」というのが、偽りのない本心といえます。患者さんは間違いなく苦痛を感じているのです。

 近年になって「脳脊髄液減少症」という病名がいわれはじめ、それに対する治療も確立されてきたようです。

 ただ、病院で一般的に行われる治療は、今でも牽引とか電気治療、そして湿布や飲み薬でしょう。一方、桜山整体院では器具は使用せず、全て手技による施術を行います。

 当初は頚部に対する直接の施術は行わず、肩や背部を中心に筋肉の緊張を緩和する操作を主体に行います。  そして症状の軽減に応じて、頚椎の関節の動きの改善を目的とした、矯正を行います。

 平均20回の程度の継続した治療が必要になります。

 その間の飲酒は厳禁です。

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