大腸の器質的あるいは機能的な問題で、便の通過が滞り、排便が数日に１回～１週間以上に及ぶ状態を便秘といいます。

　便秘に悩む方も、大変多いようです。

　これを“たかが便秘”と侮ってはいけません。

　便秘によって引き起こされる症状は、たくさんあります。

　例えば、肩こりや頭痛、肌荒れ等のほか、場合によっては大腸がんの一因にもなると考えられています。

　便秘の予防には、食事のほか、運動や規則正しい排便習慣がとても重要です。

　例をあげると、

（１）繊維質や水分の摂取

（２）毎日決まった時間にトイレへ行くようにしておくと、体にそのリズムが刻み込まれ、規則正しい排便習慣 が身につきます。

（３）歯磨きしながら、かかとの上下運動をするだけでも、大腸への刺激になります。

　なお、当院の治療は、前述した便秘に付随する不快な症状に対する一般施術に加え、大腸のゼンドウ運動を促すための特別操作として、骨盤に対する矯正操作や腹部の操作等を行います。