症状別説明

末梢性顔面神経麻痺

 顔面神経は脳から直接延びる末梢神経で、顔の筋肉や舌の味蕾細胞に繋がっています。 右は右からの枝、左は左はからの枝にそれぞれ支配されているので、通常はどちらか片方が麻痺することで顔の片方がだらりとして、反対側がひきつれたような顔貌になります。

 一見すると、ひきつれている側が悪いのかと思われがちなのですが、だらりとしている側が患側です。

 その他の代表的な臨床症状として、

  ・患側の額にシワがよせられない

  ・口を完全に閉じる事が出来ず、口をすすぐときに水が漏れる

  ・完全に閉眼することが出来ない

 などがあります。

 原因は薬物、寒冷、ウイルスなどが考えられますが、不明な場合も数多くあります。

 当院の場合は次のように治療を行います。

  (1)頚部の諸筋の緊張を充分に緩めます

  (2)顔面の刺激及び、筋肉を整えます

  (3)頚椎の異常を矯正するとともに神経の働きを促すように『脊髄刺激法』という操作を行います

 早ければ一週間程で効果を見ますが、禁酒等日常生活における注意事項も守っていただく必要があります。

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