症状別説明

頭痛

 頭痛を訴えて来院される方は少なくありません。 たいていは病院で検査を受けたが異常は見当たらないということで、「騙されたと思って」あるいは「藁をも掴む思いで」お見えになります。

 

 ・・・・・この点はすべての愁訴に共通していて、初診時の私は患者さんにとって「詐欺」か「藁」なんですね・・・・・

 

 このような場合のほとんどで頚椎の捻れが見られ、慢性的な肩凝りがあります。

 

 治療はまず肩や首の筋肉に生じている筋肉の凝りをほぐし、充分に緊張が解けたところで頚椎の捻れを矯正すれば、ほとんどの場合で症状が軽減します。

 

 

<頚椎の捻れが頭痛を起こすメカニズム>

 

 首の骨を「頚椎」と言います。この頚椎は第1から第7まで七つあります。

 この数は、キリンであろうとネズミであろうとほ乳類であれば全て共通しています(ただし、カモノハシなど一部例外もあります)。

 

 この頚椎からは8本の頚神経が出てきます。そのうちの第1~第3頚椎から出る、後頭下神経、大後頭神経、小後頭神経、第三後頭神経や胸鎖乳突筋の真ん中を通り、耳たぶの周囲まで伸びる大耳介神経と小耳介神経は頚椎や頭蓋骨についている筋肉を支配しています。

 

 頚椎に捻れがあると、それらの神経が圧迫されることで筋肉の緊張を来たし、頭蓋骨の表面に張り巡らされた知覚神経を締め付けるために偏頭痛を起こすのです。

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